ノートパソコン で仕事をしている人にとっては重大な問題が首・手首の痛み・頭痛と肩こりです。
デスクトップよりも視線が下になり姿勢が悪くなり、身体に負担がくるので肩こり対策が必要です。
上半身のこわばりと取れない痛みに苦痛の日々でしたが、肩こりを解消してくれたおすすめのノートパソコンスタンドを紹介します。
もくじ
ノートパソコンを使用すると肩・手首・首・背中が痛い!
ノートパソコンを使うと姿勢が悪くなりがち
最近はブログを運営していることもあり、専ら自宅やカフェなどでノートパソコンを使うことが多くなりました。
平均して1日6時間ほど作業していて、多い日では10,000時以上文字を打っている時がありますが、そんな日はきまって首から腰に掛けての上半身が痛くなり、悲鳴を上げていました。
酷い時には頭痛まで招き、寝込んでしまう次第・・・
できるだけ自力で痛みを緩和させようと、必死で長風呂をして、血行改善に励んだりしていました。
以前はオフィスで1日中デスクトップパソコンを使っていることも多かったのですが、そんなに痛くなった記憶はありません。
歳のせい・・・とは認めたくないものですが、それ以上にノートパソコンの方がデスクトップパソコンに比べて疲れやすいようになっているということに気が付きました。
ノートパソコンはキーボードと一体化しているので、コンパクトなものであればあるほど、目線が下のモニターに行くので、姿勢が悪くなってしまいます。
よくストレートネックとか、スマホっ首とか言われているあれです。
どんなに姿勢に気を付けていても、人は作業に集中している時ほど、どんどん姿勢ものめり込んでしまうものです。
随所に痛みが出てきてから初めて、悪い姿勢をしていたと気が付くことも。
理想的な姿勢とは
ここで一度、パソコンを使って作業をする際に、本来あるべき姿を見ておきたいと思います。
- ディスプレイの上端が目の位置より下になるように高さを調節し、ディスプレイと目の距離を40cm以上確保します。
- ディスプレイ、キーボード、書類と目までの距離(視距離)が同じ程度で、適切な視野範囲に収まるようにします。
- キーボードが好みの角度になるように調節し(脚がない場合は本などを使うと良い)、キーボードの手前に手首を休ませるパームレスト、アームレストの空間を確保します。
- 姿勢を正し、ディスプレイと目の距離を40cm以上離すように心がけます。
ー富士通サイトより引用
人の首は本来少しS字のカーブを描いていることから、テレビでも少し目線が下がるように設置したほうが良いと言いますよね。
パソコンも同じで、目の位置から低すぎてもいけないし、逆に高すぎてもいけないということです。
本や箱などを使ってモニターの位置を上げるという方法があるかと思いますが、そうなるとキーボードの位置も上に上がってしまい、腕の姿勢がおかしなことになってしまいます。
外付けキーボードを使えばいいという方法もありますが、場所を取るし、使い慣れたキーボードから環境が変わるとタイピングの速度に影響が出そうでちょっと面倒に感じてしまいました。
ノートPCにキーボードが予めついているのに、わざわざ新しく買い足さなくてはいけないのが私としてはちょっと抵抗がありました。
お金を掛けまいと安いものを買うとタイピングするときにストレスを感じそうですしね。
ノートパソコンスタンドとは
そこで使ってみたのが、ノートパソコンスタンドと言うアイテムです。
今回購入したアイテムがこちら。
同じく在宅ワークをしている友人に教えて貰って目から鱗だったのですが、
スタンドを使ってノートPC自体に角度をつけるという方法です。
最初は「え!斜めになったキーボードって打ちづらくない?!」と半信半疑でした。
でも友人曰く、一気に作業がはかどるようになったということで、購入してみることに。
ノートパソコンスタンドを検索すると、角度が20度で固定されていて、調節できないタイプのものなら1,000円台と安くで販売されていたのですが、
もし20度が自分の身体や作業環境に適さなかった場合、肩こりが解消されないのが怖かったので、少々奮発して6段階調節なものを選びました。
と言っても、税込みと送料込みで3,000円以下なんですけどね!
効果が無ければ高いですが、これで悩みが解決できれば相当なプチプラ商品です。
ノートパソコンスタンドのスペック
- 角度調整・・・15/20/25/30/35/40度の6段階
- 対応機種・・・12.1から14.1型程度のノートPC、またはタブレットPC
- 重量・・・・・約500g
- ローラー付きで移動も簡単
安い商品だとプラスチック製で強度に不安要素があったり、見た目も貧相だったりしますが、この商品ならしっかりしているので長く使えそう。
ノートパソコンスタンドは肩こり対策になるか?!
ネットで頼みましたが、翌日に直ぐ届きました。
写真で見ていた通り、しっかりした頑丈な作りです。
裏面にはローラーが付いており、PCを置いたまま机の上でスライドすることができるように。
現在使っているノートPCを設置してみました。
PCを支えるゴムが8か所あり、そこに乗せて置くかたちです。
ゴム部分が袖にひっかかって邪魔に感じたりしないかな、と少し不安だったのですが、そんなこともなさそうです。
どうしても気になる様であれば、ゴムは取り外しができるようになっているので、安定感を損なわない範囲で抜いてしまえばOK。
13.3型のASUSのZenBookを使用していますが、横幅はぴったりです。
背面から見るとこんな感じ。
近寄って撮影したので、かなり大掛かりなセットに見えるかも知れませんが、それでもデスクトップを使うことを考えると、とてもコンパクトに収まっているかなと思います。
偶然ですが、ノートパソコンとスタンドの色がほぼ一緒で、マッチしていて気に入りました。
我が家では2カ所の作業スペースがありますが、これならスタンドごと持って移動すればいいので、とても楽ちんです。
ぐらつきもほとんど気になりません。
テーブルの表面の材質によって、少しガタガタという時は、布か紙などを敷いてあげれば一発で解決します。
ノートパソコンスタンドで肩こりが解消した!
実際に長時間継続的に使ってみて感じたことですが、最近肩こりを感じることがほとんどなくなりました。
作業時間や作業内容は変わっていませんが、長時間PCとにらめっこしていても、疲れを感じることが本当に減りました。
当初心配していたキーボードの傾斜も、使い始めてみるとすぐに慣れ、やはり腕の角度は90度が良いというのが実感できました。
在宅ワークの場合、正直な話どのくらい作業するかは自分との戦いなので、首回りが疲れてどうしようもなくなるとちょっと休憩して・・・そのまま数時間眠ってしまったということもありましたが、
このスタンドを取り入れてから、横にならなくてはいけない状態がなくなり、無駄なタイムロスを防ぐことができたのが嬉しいポイントでした。
いくらパソコン環境が良くなったと言っていも、人間はずっと同じ体勢を続けていると筋肉のコリが始まってしまうので、定期的に椅子から立ったり、伸びをしたりと、緊張をほぐすことが大切です。
ノートパソコンによる肩こり対策まとめ
ノートPCを使うことによる酷い肩こりや首の痛みを解決するべく、ノートパソコンスタンドを使ってみたらとても良かったというお話しをご紹介しました。
ノートPCの環境を整える方法はいくつかあると思いますが、
このスタンドが1つあれば、作業場所を変えてもすぐに快適な環境を整えることができますし、別付けキーボードや本の台など、複数のアイテムが必要になることも無いので、とってもシンプルです。
何よりも約3,000円というコスパの良い商品で健康被害が生じるのを防ぐことができるので、ノートパソコンでの作業が多い方には絶対おすすめアイテムですよ。
是非試してみてくださいね。