お正月には初詣という習慣があります。
令和になった記念に、初詣で神社に行ったら何か買おうと思っている方も多いのではないでしょうか。
初詣で買うものと言えばお守りやおみくじが有名ですが、その他に買うものはあるのか紹介します。
また、初詣の正しい参拝の仕方や順番も紹介します。
これで、新年早々恥ずかしい思いをせずに済みますね!
初詣に神社で買うとご利益がある縁起物は何?!
初詣に神社で買うとご利益がある縁起物はご存じですか?
いくつかあるので順番に紹介していきます。
初詣で買う縁起物:破魔矢
まず一つ目は破魔矢です。
邪気を打ち払うという意味があり初詣で破魔矢を持って歩いている人をよく見かけるのではないでしょうか?
破魔矢の効果は一年間です。
基本的には買った神社に返します。
初詣のときに去年買った破魔矢を持っていき新しい破魔矢を買うといいでしょう。
初詣で買う縁起物:お守り
二つ目はお守りです。
お守りも基本的には1年単位で変えることが望ましいと言われています。
破魔矢同様、お守りも買った神社に返しにいきましょう。
ただし、合格祈願や安産祈願のお守りは結果があらわれたら返しにいくようにしましょう。
初詣で買う縁起物:熊手
三つ目は、熊手です。
熊手は運や金などをかき集めるという意味から商売繁盛の縁起物として有名ですね。
商売人や会社経営者などが買うイメージがありますね。
初詣で買う縁起物:杓子
四つ目は、杓子です。
幸せを召し取るという意味があるそうです。
あまり置いてあるのをみないかもしれませんね。
初詣で買う縁起物:招き猫
五つ目は招き猫です。
幸運を招く動物として有名ですね。
招いている手によって意味が少し変わってくるのはご存じですか?
招いている手が左手なら人を呼びこむ(千客万来)の意味があり、招いている手が右手なら金運をつかむ意味があります。
初詣で買う縁起物:神社独自や干支の縁起物
六つ目は、その神社独自の縁起物。例えばその年の干支をあしらった置物です。
令和2年はネズミ年ですのでネズミの置物があると思います。
初詣の参拝に順番があるって知ってた?!お守りはいつ買うべき?!
意外と知らない初詣の参拝作法。
あなたは自信をもって人に教えることができますか?
参拝作法を知っているとスマートですよね。
ここで勉強して美しい初詣にしてください。
初詣の参拝の順番
まず神社に着いたら目に入るのが鳥居ですよね。この鳥居何気なく通っていませんか?
鳥居をくぐる前は衣服を整えます。そして鳥居の前で軽く一礼して神様に挨拶しましょう。
そのあと鳥居の真ん中以外を歩いて通ります。真ん中は神様の通り道とされているからです。
鳥居をくぐった後、参道を歩くときも真ん中は歩かないようにしましょう。
先ほどと同じ理由で参道の真ん中も神様の通り道だからです。
左右どちらかを歩くようにしましょう。
参道を歩いていると必ず手水舎という水が張ってある場所があると思います。
手水舎とは手と口を清める場所です。神様に会う前に手と口を清めておきましょう。
お清めの順番は立て札などに書いてあると思いますが一応紹介しておきます。
まず右手で柄杓を持ち、左手を清めます。次に左手に持ち替えて左の手のひらで水を受け口をすすぎます。
間違って水を飲まないようにしてくださいね。このときに柄杓に口をつけないようにしましょう。
もう一度左手に水をかけたら両手で柄杓を立てて、柄の部分に水を流し元の場所にふせて置きます。
再び参道に戻ったらいよいよ神様に挨拶です。
神社参拝の基本は、二礼二拍手一礼です。
ちなみに多くの人が間違っているのが二拍手。拍手の際に両手をきっちり合わせてしていませんか?
実はこれ間違いなんです。本当の作法は、ずらして拍手を行います。
どうして手をずらさないといけないのかというと、拍子を打つことで神様を招き、手のひらを合わせることで神様と人が一体になると言われているからだそうです。
なので、神様にお祈りするときは両手を合わせてお祈りしましょう。
二礼二拍手一礼をした後は、拝殿にある鈴を鳴らします。
そのあとにお賽銭を入れ、もう一度二礼二拍手一礼をして神様にお祈りをして終わりです。
そして神社を去るとき(最後に鳥居をくぐる時)にも、会釈を忘れないようにしましょう。
初詣でお守りを買うのはどのタイミング⁈
では、お守りを買うタイミングやおみくじをするタイミングですが、神様に挨拶してからにしましょう。
参拝が終わった後は寄り道せずにまっすぐ家に帰りましょう。
すぐに帰るのは、いただいた福を逃がさずに持ち帰るためだと言われています。
初詣で神社で買うものまとめ
初詣で神社で買うもので一般的なものが、破魔矢・お守りです。
次に商売をしている人や会社を経営している人が買う縁起物は、熊手や招き猫です。
招き猫は招いている手によって意味が異なるので、よく見て買うようにしてくださいね。
それ以外にもその神社独自の縁起物が売られていたりするので、事前に調べておくといいかもしれませんね。
正しい作法で、気持ちよく新しい1年を迎え入れましょう。