夏の時期に気になるのが紫外線対策です。
大人は日焼け止めクリームを沢山塗りますが、赤ちゃんや子供の場合の日焼け止め対策はどうすればいいのでしょうか。
皮膚も薄い子供に日焼け止めを使って肌荒れを起こさないか心配ですよね。
日焼け止めはいつから使っても大丈夫なのか、日焼けしてしまった際の正しいケア方法について解説します。
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もくじ
赤ちゃんに紫外線の影響はある?子供の日焼け対策はいつからすべき?
では、気になる紫外線の赤ちゃんへの影響について説明していきます。
まず人間の皮膚には、外敵を防ぐバリアの役割をするものと、体内の水分が外へ抜けることを防ぐ役割をするものの2つがあります。
生まれてまもない赤ちゃんの皮膚はこれらの機能が未完成で、大人に比べ皮膚が薄いので紫外線が表面を通過して皮膚の奥深くまで達してしまいます。
そのせいで皮膚の機能を壊す恐れがあるので、日焼け対策には気をつけていかなくてはなりません。
赤ちゃんに日焼け止めは塗っても大丈夫?
最近では赤ちゃん(0ヶ月から)使える日焼け止めがあるんです!
昔と違って保湿クリームが当たり前になっているように、日焼け止めクリームも主流になってきています。
ただ、本格的に赤ちゃんを外出させられるのは生後2ヵ月を過ぎたあたりです。
生後2ヵ月までの短時間のお散歩や20分以内のお出かけなら日焼け止めは塗らない方がいいでしょう。
万が一肌に合わない場合や、なんだか痒そうにしている場合には使用をやめてお医者さんで診てもらいましょう。
どんな商品が人気?選ぶポイントは?
選ぶ時に気をつけたい点から見ていきましょう。
「成分をチェック」
合成界面活性剤、合成ポリマー、防腐剤、窒素化合物などは赤ちゃんの肌に大きな負担となる成分といえるので、なるべく避けておく方が無難です。
無香料、アルコールフリー、オーガニックなどといった赤ちゃんの肌を気遣って作られている商品を選びます。
「ノンケミカル」
日焼け止めには紫外線吸収剤を使ったケミカルタイプと、紫外線吸収剤を使っていないノンケミカルタイプがあります。
ケミカルタイプは紫外線を跳ね返す効果が高いのですが、肌への負担が強いです。
それとは逆にノンケミカルは紫外線を防ぐ効果は弱いですが、肌には低刺激で赤ちゃんでも安全です。
赤ちゃんとの夏の暑い日、日差しが強い日のお出かけは短時間になるようにして、日に当たりすぎないようにさせてあげましょう。
「SPF10~20 PA+~++でちょうどいい」
紫外線を跳ね返す効果が高いものは、赤ちゃんの肌に負担をかけやすいということがわかりました。
ですからSPFとPAが高すぎるものはやめて、低負担で使えるものを選んでください。
例えばSPFは10~20程度あれば十分ですし、PAも+~++くらいで充分役割を果たせます。
よく使われている赤ちゃんの日焼け止めはピジョンのUVベビー ウォーターミルクが人気です!
子供が日焼けしてしまった時の正しいケア方法は?
日焼けをして肌が真っ赤になっているのは、肌がヤケドをしているからです。
酷い場合には皮膚に痛みを感じたり水ぶくれができたりもします。
ですから日焼けをしてしまってからの注意ポイントを知っておきましょう。
①ぬるいシャワーで熱をとる
日焼けした皮膚はヒリヒリすることがあるので熱いお湯はNGです。
ぬるいお湯で熱をさましてあげます。
②優しく洗う
皮膚を強くこすると痛いので、優しく傷がつかないように掌であらってあげます。
③保湿をしっかりする
肌の炎症と同じですので赤ちゃんの保湿クリームはたくさんぬりましょう。
皮膚の再生を助けてくれるので早く治すことができます。
そして日焼けの1番の対処法は冷やすことです。
どうしても自宅で手に負えないレベルの日焼けになってしまった場合は、すぐに病院へ行きましょう。
まとめ
外に出かけるときは、日焼け止めのほかに必ず帽子をかぶることや、薄手の上着やタオルで日差しから皮膚を守ることが大切です。
日焼け対策として身につけるものなどの工夫も大事ですので、特に夏の時期は怠らないようにしましょう。
日焼け対策をしっかりして、子供たちに思いっきりお外遊びをさせてあげましょうね。