生まれて初めてのお正月やひな祭りを迎える赤ちゃんを育てているお母さん。
赤ちゃんの離乳食が始まっていたら、赤ちゃんにいつから甘酒を飲ませていいのか気になりますよね。
結論から言うと、赤ちゃんに甘酒は飲ませてOKです。
初めてのイベントを楽しく過ごすために赤ちゃんに甘酒を飲ませるときの量や効果、注意点を見ていきましょう。
もくじ
甘酒は赤ちゃんにいつから飲ませて良いの?!量の目安は?!
甘酒は赤ちゃんに飲ませていいってびっくりですよね。だって「酒」ですよ!
私も最初はびっくりしました。甘酒を飲ませていいのには理由がありました。
甘酒は実はお酒ではないんです。アルコール度数1パーセント未満のなので清涼飲料水の仲間なんです。
さらに甘酒には「酒粕」で作る甘酒と「米麹」で作る甘酒の二種類あって、赤ちゃんが飲めるのは「米麹」で作られた甘酒です。
米麹を発酵させて、その中のでんぷんを甘くさせたものなのでアルコールは全く含まれていないそうです。
では、アルコールが含まれていないから月齢の低いときから飲ませても大丈夫なのかな?と疑問に思いますよね。
答えは、ノーです。
赤ちゃんに甘酒を飲ませて大丈夫な時期は離乳食後期からです。
また、甘酒を使った離乳食もあります。「米麹」で作られた甘酒はでんぷんを甘くさせて作っているので砂糖不使用なんです。
では、赤ちゃんに甘酒を飲ませるときの目安量ですが、少しだけにしておきましょう。
大人が一日に摂取してもいい目安量が、コップ1杯分(約200ml)と言われています。
大人がコップ1杯ですから赤ちゃんはもっと少ない量にしておきましょう。
なぜなら甘酒は高カロリーなんです。
100グラムあたり81Kcalあると言われています。
砂糖不使用なのに高カロリーなんでびっくりしますよね。
これは豆乳の倍ぐらいあるので、飲ませすぎには注意してください。
赤ちゃんに甘酒を飲ませる効果は?!飲ませ方の注意点も!
次は甘酒の効果を見ていきましょう。
甘酒は飲む点滴と言われていることをご存じですか?それくらい栄養が豊富なんです。
では、どんな栄養が含まれているのか詳しく見ていきましょう。
- 葉酸
- オリゴ糖
- ブドウ糖
- ビタミンB1、B2、B6
- 食物繊維
赤ちゃんの体にも良い栄養素ばかりですね。
また、美白効果もあると言われています。米麹からつくられる甘酒には、麹酸というものが含まれておりこの麹酸はメラニンの生成を抑える働きがあります。
赤ちゃんにはまだ無縁ですが、シミやそばかすを防いでくれる効果があるんです。
そして何と便秘も解消してくれるのが甘酒なんです!
なかなかうんちがでなくて悩んでいるお母さんも多いのではないでしょうか?
我が子も便秘がちなので、これはありがたい効果ですね。
しかし甘酒の効果は、これだけではないんです。まだまだある甘酒の効果。
続いては、美髪効果!
甘酒には皮膚や粘膜、髪の毛を守ってくれる効果もあるんです。
髪の毛のもととなるたんぱく質も作ってくれるので薄毛で悩んでいる赤ちゃんにもぴったりですね。
最後は、免疫力アップ効果!
大人に比べ免疫力が弱い赤ちゃん。特に冬はいろんな病気が流行るので、甘酒を飲ませて免疫力を高めてあげたいですよね。
甘酒の効果をたくさん紹介しました。
と思いますよね。
だからといって赤ちゃんにたくさん飲ませすぎないように注意してくださいね。
甘酒には2種類あるので、酒粕からできている甘酒を間違って飲ませないように買うときはよく見て甘酒を買うようにしてくださいね。
甘酒は赤ちゃんの離乳食にも使える!おすすめの食べさせ方は?!
甘酒を使った離乳食が知りたい!というあなたにぴったりなレシピも紹介しちゃいます。
離乳食後期ですと、手づかみ食べが始まっているころだと思います。
そんなときにおすすめのレシピは、米粉蒸しパンです。
- 米粉 100グラム
- 水 110㏄
- 甘酒 35グラム
- ベーキングパウダー 小さじ1
米粉蒸しパンの作り方は、
- 材料をすべてボウルに入れ混ぜ合わせる。
- カップに入れ、蒸し器で蒸してできあがり。
とっても簡単でしょ。包丁を使わなくていいんです。
また袋に材料を入れれば洗い物もしなくて済みますね。
レシピ2つ目は、甘酒入りオートミールおやきです。
- オートミール 40グラム
- 絹ごし豆腐 162グラム
- 甘酒 20グラム
甘酒入りオートミールおかきの作り方は、
- 材料をすべてボウルに入れ豆腐がもろもろになるまで混ぜます。
- 熱したフライパンに大さじ1程度混ぜたものを並べ弱火で焼きます。
- 5分程したらひっくり返して、両面きつね色になるぐらい焼けたら完成です。
これも包丁いらず!
毎日忙しいお母さんにはぴったりのレシピだと思います。
赤ちゃんに甘酒を飲ませる時期まとめ
赤ちゃんに甘酒を飲ますことができる時期は離乳食後期からです。
月齢で言うと、生後9カ月ごろからということになりますね。
ただし、生後9カ月になっていても離乳食があまり進んでいない場合は甘酒を飲ますことは控えておいた方がいいでしょう。
一日3回きちり離乳食が食べられるようになってから甘酒を飲ませたり、甘酒を使った離乳食をたべさせてあげてください。
砂糖不使用で栄養もばっちりなんで赤ちゃんもきっと喜びますよ。