タイ

タイ旅行で子供(子連れ)の注意点は⁈0歳児がバンコクで病気になった体験談

タイ旅行中に子供が病気になったらどうする⁈

もうすぐ1歳になる0歳児をタイ・バンコクで海外デビューさせました。

途中まで元気に過ごしていましたが、いきなり高熱が出て泣き止まず、慌てて救急病院へ駆け込みました。

子連れの場合の注意点や実際に行った処置方法を体験談をもとにご紹介します。

 

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子供と一緒にタイ旅行!0歳児が発熱しバンコクで救急病院へ

0歳11か月の頃、息子を連れて初めての海外旅行に行きました。

行き先は、タイのバンコク。

前半はバンコク郊外のコンドミニアムでゆっくり。後半は年越しも含まれていたので、ちょっと中心部に近づきアクティブに、というスケジュールを組んでいきました。

コンドミニアムは子どもも多いこともあり、広いキッズスペースに遊具なども充実していたので、毎日朝食後の時間に遊ばせることにしました。

息子はちょうどハイハイやつかまり歩きをしているところだったので、広い空間を歩くことができて、楽しそうでした。

赤ちゃんや幼い子供が大好きなので、各国の子供たちが同じスペースで遊んでいるのが珍しいのか、キャッキャ言いながら交流を楽しんでいました。

毎日キッズスペースで遊んだり、プールデビューをしたり、簡単に観光したりと、珍しい場所で沢山の人に交流しながら、たくさんの刺激を受け、体調壊さないかな・・・

と心配するもなんとか1週間健康で楽しく過ごすことができ、安心しておりました。

しかし大晦日の夜、家族全員で集まって夕食をとっていた際、どうもグズグズしていて、眠いわけでもない、オムツも濡れていない、お腹もすいていないのにずーっと泣いている・・・という状況が続きました。

なんかどんどん身体も熱くなってきた・・・?!慌てて熱を測ると38℃!!

予想の範囲内の発熱ではありましたが、やっぱり海外で息子が熱を出したとなると、一瞬思考回路が停止しました。

とにかく私が冷静にならないと。

わんわん泣き叫ぶ息子を片目に、すぐに客室に戻って、パスポートと保険証券を引っ張り出し、保険会社の緊急連絡先に電話をしました。

証券と一緒に持ってきていた保険の冊子から、タイの緊急連絡先に電話を掛けると、日本語のオペレーターに繋がり、症状を詳しく尋ねられます。

保険対応の病院を案内され、病院に持っていくもの、手続きの方法なども指示して貰いました。

ホテルのフロントの方が近隣の地図を見せてくれながら、病院の場所を教えてくださって、タクシーもすぐ手配してくれたので助かりました。

後半トンローというエリアに滞在していたのですが、幸いホテルから車で5分もしない場所に、日本人も多く通う大きな総合病院があり、

小児科対応の救急もあるとのことでしたので、早速行ってみました。

サミティヴェート病院スクムビットという病院で、日本語のHPもあります。

さすがに事前に病院情報まで調べていきませんでしたが、これだけしっかり日本人対応してくれる病院がホテルの近くにあって、本当にラッキーでした。

年末のしかも20時頃だったのにも関わらず、患者さんも沢山いて、スタッフさんも多く、問題なく案内してくれて、救急の受付に入るやまず一安心。

まず受付をして、次に保険を適応させるための書類に記入をします。

今回息子はAIU旅行傷害保険に成田空港で入っていきました。一番有名な会社だし、対応している病院も多いかなと思ったからです。

この保険に入っていることで、診療代金も薬代もキャッシュレスで対応して貰うことができました。高額になったとしても、現地で現金を用意することが無いので安心。

ちなみに現金支払い不要でしたので、いくらかかったかは分かりません。

日本語の通訳の方が一緒に同席してくださって、タイ人の先生の仰ることを説明してくださいました。

医療英語となるとやはり難しい単語が多いし、こちらも多少なりとも冷静さを欠いている状態だったので、通訳さんの存在は本当にありがたかったです。

どうやら夏風邪の一種で、ヘルパンギーナでしょうということでした。

のどが真っ赤になっていて、高熱がある状態でした。

日本は冬真っただ中でしたので、タイでの生活を振り返ると・・・間違いなくコンドミニアムで毎日遊んでいたキッズスペースが原因と考えられました。

日本でも子供同士で交流させると、何でも口に入れる息子は病気を貰ってしまうことが多かったので、ウイルスを持った子とおもちゃを共有したり、唾液を触ったりしてしまったようです。

12月31日に初診を受けましたが、1月2日にもう一度様子を診せに来てくださいとのこと。

しっかり診てくれるということがありがたかったです。

熱は元旦にはだいぶ下がって、本人も楽になったのか機嫌も直ってきたのですが、徐々に身体に赤い発疹が現れるように。

時間が経つにつれ発疹の数も増えていき、どんどん赤く目立つようになっていき・・・手足口病ということが分かりました。

思い返すと、キッズスペースに顔に赤い発疹がある子がいたなぁ~・・・なぜ、その時気づけなかったのだろう!!と悔やみました・・・



子供の手足口病が大人にも移った!バンコクで激痛&寝たきり…

手足口病

2回目の受診も終わり、解熱剤も喉の痛み止めも処方され、熱も下がって徐々に息子は本調子を取り戻していきました。

手足のブツブツは日増しにひどく目立つようになって可哀想でしたが、本人は見た目ほど痒がる様子もなく、そこまで気にしていない様子でしたので、まずは一安心していました。

が、安心したのもつかの間・・・

1月3日の夜から私の全身の力が入らなくなり、暖かいタイで悪寒を感じ・・・ついに39.4℃の発熱。

まんまとうつってしまいました。久しぶりの高熱でベッドに這いつくばも、何もできず。

主人からひたすら水を飲めと言われるも、ペットボトルに手を伸ばすことすら苦痛で、日焼け止めやメイクをしたまま1日半、死んだように寝ていました。

息子が泣きながら母乳を求めてくるのが可哀想で、でも身体が言うことをきかず、精神的にも体調的にも辛くてしんどかったです。

大人の手足口病は重症化⁈一か月後にまさかの事態が!

何とかフルーツくらいなら食べられるくらいに復活し、微熱を抱えたまま1月5日に帰国しました。

久しぶりの高熱で、5時間半のフライト中、動き回る息子の対応をしながら、荷物を抱えながら帰国するのが本当に大変でした。

明らかに手足口病がうつったのだろうと分かっていたし病院に行く暇もなかったので、以前日本の病院で処方されていた解熱剤のカロナールで乗り切りました。

帰国後、身体中に発疹が出ることはなく安心したのですが、とにかく手足が痒くてたまらない状態になりました。

何をしていても痒くて仕方なく、居ても立っても居られないので、主人に薬局で新レスタミンコーワ軟膏を買ってきてもらいました。

それでもかゆ痛かったですが、何とか生活できるレベルまで落ち着きました。市販の薬で効いて良かった!

そして大人の手足口病の本当の恐ろしさは1か月後です。手の爪の奥の方(皮膚に触れている方)から爪が浮いてきているではないですか!!

そうです、爪が剥げました。

片手1本ずつ、まるでジェルネイルが根元から剥げていくかのように、古い爪が剥げていきました。

今まで爪が剥げるという体験をしたことが無かったので、これからどうなるのか想像もつかず、とにかく恐ろしい思いをしましたが、

ネットで色々調べると、手足口病に感染していて手指に発疹が出ている間、入り込んだウイルスのせいで一時的に新しい爪が作られず、途切れる形になるのだそう。

数日待っていると、捲れた爪の下から新しい柔らかい爪が見えていたので、ひたすら古い爪が前の方へ伸びて要らなくなる日を待つことにしました。

完全に爪が生え変わるまで、発症してから3か月半、爪が剥げ始めてから2か月半もかかりました。

結婚式のネイルもギリギリ間に合いました泣。
少し長さが足りなかったけど!泣。



タイ旅行での注意点は子供を保険に加入させておくこと

息子が手足口病になったことも、私も感染したことも、タイで病院に駆け込んだことも、無いに越したことはないですが、経験できたことは勉強になり良かったです。

保険の活用の仕方、病院の行き方、看病の仕方など、一回経験しているとこれから起こってしまったとしても少し気が楽になるような気がします。

そして大人の手足口病は子どもよりもかなり重症化するということ。排泄物や唾液は看病中も接触しないように気を付けた方がいいです。

気を付けていても感染するときはしてしまうのですが・・・

もう、できることなら母子ともにかかりたくないです。

でもタイで安心できる病院があったこと、保険で医療費の負担がなくなったこと、そして何より二人とも無事に完治したことを喜びつつ、次回への参考にしたいと思います。備えあれば患いなし。

あと最後になりましたが、タイの名誉のために言っておくと、タイだから手足口病になったということではありません。

たまたまキッズスペースで遊んでいたことで、暖かい時期に手足口病に感染してしまったのがタイだったということで、日本でも十分かかりえることだと思います。海外での病気体験ということで、お読みいただければ幸いです。

今回はたまたま病院に通訳さんがいらっしゃったので、先生の仰ることを理解することができましたが、現地語や英語で病状を聞かなければならない場合は、慌ててしまいますよね…

そんな時には、同時通訳機のポケトークがあれば、慌ててしまいがちな緊急時でも落ち着いて対応できると思います。

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長文になりましたが、お読みいただいてありがとうございました。