我が家は長男が1歳の頃から、フィリピン・マニラに頻繁に子連れ旅行に行っています。
仕事の関係で1回の滞在は2週間ほどと長期滞在になるのですが、子連れ旅行ということで工夫してきたことも沢山ありました。
これまで1歳から6歳の子どもと子連れマニラ旅行をしてきた感想や注意点を詳しくブログにまとめてみました。
マニラ子連れ旅行の体験談をブログで詳しく!
私はこれまでフィリピンのセブやダバオに住んでいたこともあり、フィリピンには15年近く関わってきたのですが、
子どもが産まれて、いざ初めて子連れでマニラに旅行しようとなると、フィリピンを知っているからこそちょっと身構えてしまうこともありました。
しかしマニラはフィリピンの首都で大都会。
確かに治安の悪いエリアもあるし、ベビーカーで歩きづらいところもあるし、日本と同じような生活はできないけれど、
エリアや滞在先を選べば、日本と同じか、それ以上に快適な暮らしもできることが分かりました。
マニラではホテルが大好きという趣味も兼ねて、エリア視察も兼ねて、ホテルを基本的に2~3泊ずつ渡り歩きながら生活をしています。
エリアを選べばベビーカー移動も問題ない
子連れでも安心して生活ができるように、BGC(ボニファシオグローバルシティ)、マッキンリーヒル、マカティ、マニラベイエリアを中心に転々と滞在しているのですが、
この辺りのエリアは道路もきれいに舗装されていて、ベビーカーで移動する際もさほどストレスを感じません。
マカティ、オルティガスは開発されてから時間が経っているので、歩道の段差が多かったり、コンクリートが壊れていたりする場所もあるのですが、
中でもBGCに関しては、とてもバリアフリーに気を使っているという印象を受けます。
私たちも徒歩圏内は基本的にはベビーカーで移動して、遠出をする際にはGrabやタクシーにベビーカーを乗せて移動するスタイルですが、それで今まで特に困ったことはありません。
人が多すぎるところや、狭い裏路地、ダウンタウンのような場所だと確かにベビーカー移動も面倒ですが、
子連れでマニラ旅行をするようになってから、そもそもそのようなエリアは行かなくなりました。
子連れでも、マニラではだいたいのものは手に入る
初めて子連れでマニラ旅行をしようとしたときは、「あれもこれも必要!」とかなり意気込んで準備をしたのですが
意外とマニラは首都なので、たいていの子育てグッズは手に入ります。
おしりふきも、おむつも、洗剤も、哺乳瓶も、お菓子も、おもちゃも、ストローも、アルコールも子供服も…
もし必要になった際は、スーパーマーケットや薬局に行けば手に入るので安心です。
またどのエリアにも「SM」や「Ayala」系列の大型ショッピングセンターがあるので、そこに行けば基本的に必要なものは全部揃います。
親子の味方「トイザらス」も大型ショッピングモールの中に入っているところが多いので、とりあえず暇つぶしに遊びに行っています。
マニラに子連れ旅行をして良かったと思うこと
異文化コミュニケーションのいい機会に
フィリピンの公用語は英語です。
当然私たち日本人には英語で話しかけられるのですが、息子は英語で話しかけられることに違和感を感じていなく、臆することなく交流していたように思います。
まだ日本語が全て理解しているわけではないので英語との明確な区別が付いていないからだと思いますが、
普段から英語の歌をYouTubeで聴かせているので、耳が抵抗なく受け入れていたのだとも思います。
もともとすごく社交的で人見知りをしない息子ですが、海外だからといって緊張することもなく、
(もはや海外に来ているということを理解しているのか?)
自然と外国人を日本人と区別することなく、誰とでも積極的に接していたのを見て、小さい頃からこの感覚を身につけて貰えればいいなと思いました。
特に観光地やホテル、またボニファシオグローバルシティ(BGC)という洗練された街ではフィリピン人以外の外国人に遭う機会も多く、
フィリピン人の子どもも、欧米系の子どもとも分け隔てなく交流できるこの環境は凄くいいと思いました。
家族で過ごす時間が長く確保できた
家にいるとどうしても家事をしなければなりませんが、
海外ではほとんど家事をすることが無いので、息子と一緒に過ごす時間が増えました。
洗濯やパッキングなどは息子がお昼寝している時間を利用すれば、ほとんど1人で遊ばせなければいけない時間はありませんでした。
パパも滞在中パソコンで仕事をしていましたが、それでもいつもより息子と過ごす時間は長く確保できていました。
私たちと一緒の時間を長く過ごすことができて、息子の機嫌もいつもより良かったように感じます。
幼い頃から日本とは違う環境を体験させられた
異文化コミュニケーションも同様ですが、異文化の環境に身を置くということはとても大切なことだと思います。
空港に降り立った途端、肌の色も話す言葉も違う人ばかりで、土地の匂いも気候も違う、日本とは全く違った環境になります。
自分が今生活している日本という国以外にも、世界には色んなところがあるんだよ!
ということを幼いながら肌で感じ取ってもらうことができたかなと思います。
またフィリピンを走っていると、エリアによってかなり雰囲気の違いがあることに気が付くことができます。
洗練された街、ごった返した街、エネルギッシュな街・・・
基本的に滞在しているエリアは、綺麗で整った街が多いですが、タクシー移動をしていると、道端で寝ている人を見たり、
信号待ちをしている時に、子どもが窓を叩いてお金をせがんできたり…という光景を自然に目にするものです。
そういった、日本で普通に生活をしていたら気づかない世界の色々な側面を知っておくということは大事なことだと思います。
マニラ旅行で出来るようになったことが沢山あった
フィリピン人は子ども好きな人が多い!
1~2歳と幼かった頃の長男は、マニラ滞在中、誰にでも絡んで貰えて終始ご満悦でした。
おかげさまで誰にでもバイバイとハイタッチができるようになり、日本にいたときに増して、対人コミュニケーションが上手になりました。
日本にいると私もどうしても他人の目を気にしたり、「ちゃんとしなきゃ」という感覚が働いて、子どもに厳しくしてしまうこともあるのですが、
フィリピンでは日本の常識は通用しないし、私たちがこだわっていることって、実はどうでもいいことだったんだと気が付くいい機会になったと思います。
子どももその分、フィリピンではとても伸び伸びと暮らせているようで、日本にいる時とは違うイキイキとした姿を見れる気がします。
マニラに子連れ旅行してみて大変だったこと
好き嫌いの多い子どもだと、レストランの選択肢が限られる
これは海外に限ったことではありませんが、現在じっと椅子に座って食べることができない時期真っただ中の息子。
海外では外食中心になるので、毎度レストランで食事をさせるのが辛かったです・・・
ベビーチェアが比較的どのレストランでも完備されていたので、かなり救われましたが、それでもかなりの暴れん坊を発揮していたので、最終的には子ども向けアプリやYouTubeで気を引きながら食べさせるしかありませんでした。
また息子が食べられるものを頼もうとして、味の薄い食べやすいものを選ぶために、いつも日本食レストランに行っていました。
海外にいると日本食が食べたくなるので、そこまでのストレスはありませんでしたが、たまにはローカルフードや洋食なんかも食べたかったのが本音。
飲み物も日本では基本的に麦茶を飲ましていますが、現地では手に入らないのでペットボトルを買って持っていきました。
ジュースも100%のものが手に入るか分からなかったので、アンパンマンジュースを大量に持っていきました。
子連れの車移動で渋滞にはまると大変…
マニラは残念ながら渋滞が酷いです。
特に朝の通勤ラッシュの時間帯と、夕方~夜にかけての帰宅ラッシュの時間帯は、運が悪いと身動きが取れなくなります…。
私個人的には、車窓からマニラの風景を眺めたり、人間観察をしたりしているのも楽しく、渋滞の待ち時間も特に苦ではないのですが、
1歳~6歳くらいの子どもの場合は、そうにはいきません。
移動時間が長くなれば長くなるほど、暴れてきます。
なので、最近は基本的には移動ラッシュの時間帯は、街をまたがないように気を付けています。
特に、マカティ、オルティガス、BGCなど、エリア外に出る移動になると、渋滞にはまってしまうので…
マニラ子連れ旅行体験記まとめ
フィリピンの方はとても人懐っこくて、大らかで、ポジティブな人が多いので、子育て中の身としては、すごく子育てがしやすい国だなぁと感じています。
またマニラはフィリピンの首都なので、子育てに必要なものは何でも揃いますし、エリアを選べば、とても快適に滞在することができます。
異文化に触れる、英語の練習、南国でゆっくり…と
様々な目的で旅行を楽しめるのがマニラだと思います。
これからも子連れマニラ旅行での記事はアップしていきますので、是非参考にしていただけたら嬉しいです。