フィリピン・マニラにある子ども向け室内遊び場「キッズーナ」をご紹介します。
以前セブに住んでいた頃からその存在は知ってはいたのですが、どうせフィリピンのクオリティでしょ?と決めつけてあまり気にもとめないでおりました。
しかしマニラ滞在中に、主人が仕事で1日空けなければならない日があり、慣れないマニラでほぼ丸一日、息子と二人っきりで過ごさなければならず、
子ども向け施設を調べたところキッズーナが一番良さそうだ!ということになりました。
そして分かったことが、AEON系列だということ。日系だったんですね!
これは絶対に間違いない!という事で実際に利用してみました。
今回の記事では、マニラで子どもと一緒に滞在する予定がある!という方に向けて、
- キッズーナについて
- アクセス&お店詳細情報
- 利用料金
- 遊び場の様子
- 利用してみて感じたこと
を実際に撮ってきた写真と共に詳しく解説します。
マニラの室内遊び場!キッズーナとは⁈
「お子さまの成長を育みながら、親子で安心して遊んでいただきたい」という思いのもと、2010年にキッズーナは誕生しました。キッズーナでしか味わえない、日本流のホスピタリティ、厳選した遊具、そしてお子さまの「創造性」「社会性」を育みながら親子で一緒に楽しめる体験が、日本だけでなくアジア諸国の多くのファミリーに愛されています。
ーKIDZOOONA 公式HPより引用
まさかの日本のイオン系列であるということが判明!!
しかもよく調べたら日本にもけっこうあって、実家の地元の駅のショッピングモールにもちゃんと入っていました!
しかもフィリピン国内にもけっこう店舗があるみたいです。
炎天下で外で安全に遊べる環境の少ないフィリピンでは、こういう室内遊び場は必須なのかもしれません。
キッズーナはフィリピンマニラのどこにある?
今回私たちが行ったキッズーナは、ボニファシオグローバルシティの南隣に位置する、マッキンリーヒル内のショッピングモール「Venice Grand Canalモール」にあります。
McKinley Hill Garden Villas, Cluster B,,
Upper McKinley Rd, Taguig, 1630 Metro Manila, フィリピン
イタリアのベネチアをイメージして作られたショッピングモールで、フィリピンのよくあるSMモールやアヤラモールとは雰囲気が大きく異なり、かなりムードのあるモールです。
モールの中央には運河が流れていて、ゴンドラに乗ることもできます。
キッズーナはそんなVenice Grand Canalモールの1階、エントランスのすぐ隣の目立つ位置にあります。
営業時間はモールの営業時間と同じで、11時より23時まででした。
23時までキッズスペースを開けておく必要があるのか・・・というツッコミはさておき、すごい長い間開いていますよね。
その他、近くの店舗では、BGCのUPTOWNモールの中にありました。
キッズーナの料金システムは安い!
子ども1人につき保護者1人まで無料で入れます。
1時間から1時間単位で申し込みをします。
日本のプレイスペースの料金システムより安いです。
安いですが、1日いられるフリーパスのようなシステムは無いようで、腕にスタンプが押されるので、その時間内であれば自由に入退場できますが、
時間いっぱい利用し、一旦出たけどもう一度入りたい場合は、また最初から申し込むようになっています。
今回私たちは最初に1時間遊び、息子はまだ遊び足りなさそうで帰るのを拒んでいたので、
ランチをはさんだ後にもう一度遊びに行くことにしました。
- 1回目で1時間200ペソ
- 2回目で2時間300ペソで申し込んだので、
- トータルで3時間いて500ペソ(約1,000~1,200円)
日本のプレイスペースはたいてい1時間半以上いるならフリーパスが推奨されますが、だいたい二人で1,800~2,000円が相場ですよね。
日本と比べると相当安いですが、1日フリーパスがあれば、なお良しですね。
もしあったら、もう少し長めにいてしまったかも。
キッズーナ利用の手続き
まず最初に申込書を書きます。
親の名前、連絡先、子どもの名前、年齢など一般的な情報を書いたら、受付に提出します。
料金は前払い制でした。
靴下の着用が義務付けられているので、持ってない場合は1足30ペソ(約60円)で購入します。
靴入れの番号が指定されますので、そこに二人分の靴を入れます。鍵は付いていません。
貴重品を入れるロッカーはありますが、100ペソをデポジットとして預け、鍵を貰います。
帰る際に鍵を返せば100ペソは戻ってきますし、楽ちんです。
1回目はリュックを背負ったままでしたが、2回目は預けることにしました。
貴重品を気にすることなく息子と全力で遊べたので良かったです。
ベビーカーはそのまま置いておけるスペースがあります。
キッズーナ気になる室内遊び場の全貌は?
平日火曜日の13時頃に行った際は利用客はほとんどおらず、ほぼ貸切状態でした。
しかし夕方に再訪した際は、混みすぎて遊べないほどではありませんでしたが、結構賑わっていました。
園から帰ってきた子達が合流した感じだと思います。
ロールプレイタウン
日本語でいうと『なりきりタウン』
本格的にお店屋さんごっこ遊びができます。
何種類もお店があり、それぞれ店員さんの制服コスチュームを着てなりきることもできます。
コスチュームは毎回しっかり洗濯されているようで、安心です。
飲食店では、それぞれご飯を作るところからでき、ある程度の年の子どもであれば想像力をかき立てられるので、かなり楽しめると思います。
うちの息子がほとんどの時間を過ごしたのもこのスペースでした。
まだよく分かっていないとは思いますが、ひたすら食材をオーブンや棚に入れたり出したりして、集中して遊んでいました。
赤ちゃん用遊び場
小さい赤ちゃん用のスペースは、床がフカフカしていました。
滑り台もミニマムサイズで、これなら小さい赤ちゃんでも安心して遊べますね。
大きなボールプール
キッズーナ全体の2分の1ほどの面積を占めていたボールプール。
アスレチックがあったり、大きな滑り台があったりと、子どもにとっては魅力満載です。
サイバーホイール
よく日本でも見かける、あれです!
回転する筒。
息子と一緒に私も入ってみましたが、怖かったのかべそかいていましたので、すぐに撤収しました。
トランポリン
けっこうサイズは大きくて、息子と一緒に入っても余裕で遊べました。
一度に子どもが複数人入って遊んでけがをしないように、
入る際に毎回ファスナーで出入り口を閉める仕組みになっていました。
さすが、配慮までもがジャパンクオリティですね。
知育遊び場
日本のキドキドと同じように、ボーネルンドのおもちゃがあちらこちらに設置されていました。
知っているブランドということもあり、木の温もりを感じる優しいおもちゃで良かったです。
水飲み場
入り口近くにウォーターサーバーがあり、紙コップを貰って無料で飲むことができます。
日本ではこういうところ少ないですよね。
けっこう全力で遊ぶと水分が必要になるので、有り難い配慮です。
マニラのキッズーナを利用してみた感想
完全にジャパンクオリティ
テーブルなどのコーナーの部分に、ぶつかり防止のシリコンのクッションが貼られていて、安心して遊ばせることができます。
特に元気いっぱいに遊んでいると、ときどき色んなところにぶつけてケガをしないか不安になるので、こういう配慮は親としては嬉しいですよね。
また靴下着用の義務があったのが印象的でした。
裸足でいる人たちが多いフィリピンだからでしょうか。
よく考えたら雨で水溜まりがあったり、外のホコリなどで、気がついたら素足は汚れてしまっているものです。
大人の足も汚れていますが、フィリピンでは地べたをそのまま素足で遊んでいる子どもも見かけます。(うちも面倒くさくなって、ホテルの客室内は裸足で歩かせています)
なので、ハイハイしたり、おもちゃを口にする習慣がまだある赤ちゃんも安心して遊べる清潔な環境に保つには、靴下着用は必須ですね。
同じショッピングモール内にある別のプレイスペースも見学しましたが、キッズーナのクオリティは圧勝でした。
清潔さ、明るい雰囲気、広さ、遊び道具の充実さ、スタッフの多さといい、全てが長けていました。
日本の室内遊び場と何ら変わらないクオリティを保っていて、私としては本当にオススメできる施設でした。
マニラのキッズーナで少し気になった点
フィリピンということもあり、
またショッピングモールのエントランスからほど近い距離にあったということもあり、
プレイスペース内に少しハエのような虫が飛んでいました。
特に噛まれた様子は無かったようですが、念の為虫除けの対策はしておきました。
マニラの室内遊び場キッズーナまとめ
キッズーナは日本の遊び場に引け劣らない、AEON系列の充実したプレイスペースでした。
しかも日本よりも格安で利用できるので、こちらで長期滞在していたら毎日でも通ってしまうだろうなと思います。
特に日本のように、子どもが自由に安全に遊べる環境が少ないフィリピンでは、今後重宝され続けるであろうと思います。
フィリピンでの滞在が長くなりそうな方、これから駐在が決まっている方など、宜しかったらぜひ利用してみて下さいね。