タイ・バンコクにある、SNS映えスポットとしてここ最近人気が沸騰中の寺院、 ワットパクナム に行ってきましたので、その様子をご紹介します。
有名ガイドブック、地球の歩き方最新版の表紙にもなっているほど、日本人観光客の中で超人気なスポットになっています。
仏塔の最上階にはエメラルド色に輝くガラス仏塔と、その先に広がる宇宙のような世界観が幻想的な天井画は、息を呑むほど美しく、離れたくないほどです。
写真で見ていても、実物を見た方がインパクトがあるので、是非足を運んでみてほしいスポットです。
この記事では、
- 内部の様子や注意したいこと&服装
- ワットパクナムまでの個人での行き方
- 効率よく回れるおすすめオプショナルツアー
など、写真付きで詳しくご紹介していますので、観光の際に参考にしてみてくださいね。
ワットパクナムでの服装&注意点は⁈
ワットパクナムは近年SNSの影響で急激に日本人観光客が増えたスポットで、私が訪れた際も礼拝に来たタイ人と、日本人観光客しかいませんでした。
SNS映えを狙って写真を撮りに来る観光客が後を絶たないのですが、できるだけ素晴らしい写真を撮影しようと、仏塔の前で寝転んだり、飛び跳ねたり、大声を出してはしゃいでしまったりする日本人が多いようです。
この日は大学生や20代などの若い人たちが多く、年配の方やファミリーは私たちの他にいませんでした。
まさにSNS世代ですね。
うちも子連れだったので、ちょろちょろ騒がしくしてしまって、迷惑をかけてしまったかもしれないと反省・・・
日本語で静かにするように注意書きが書かれているところもありました。
タイの人たちも写真に撮るほど綺麗な空間なのですが、真剣に礼拝をする目的で来ているタイの方々へ、あまりにも日本人観光客のマナーが悪いと申し訳ないです。
あくまでもタイの方々にとっては神聖な場所という認識を忘れず、静かに観賞させていただきつつ、
肌の露出をし過ぎない恰好で訪れたいですね。
特に服装チェックはありませんが、
- 肩を出さない
- 膝が出るようなミニスカート・ショートパンツは控える
- へそも出さない
という最低限のマナーを守って、参拝させていただくようにしましょう。
バンコクの寺院・ワットパクナムとは⁈
ワットパクナムとはアユタヤ王朝の時代に建てられた歴史のある寺院で、王宮や有名な寺院が集まっているチャオプラヤー川周辺エリア、トンブリーにあります。
宇宙のような世界観が美しい天井画が話題を呼んでいるのは、隣接されているマハーチェディマハーラーチャモンコンという名の仏塔で、ラマ9世と王妃の生誕72年を記念して作られたもので、2012年に完成した比較的新しい施設です。
最新の地球の歩き方の表紙にもなっているほど、近年日本人の中でフォトジェニックな観光スポットとして話題になっています。
ワットパクナムへの行き方・個人でのアクセス方法
BTSWutthakat駅が一番の最寄駅になるのですが、徒歩約15~20分の距離なので、土地勘が無い方は歩くのが大変ですし、暑い日は結構疲れてしまうと思うので、タクシーで行くのがお勧めです。
タクシーを利用すると7~8分で、50バーツほどで行けますので、とても楽です。
私たちは子どもがいたので、滞在していたチットロムエリアからタクシーで向かいましたが、約20分間で120バーツでした。
Googleマップで検索した時、BTSと徒歩で行く場合は約1時間かかると言われていたので、タクシーを利用することで約半分の時短になりました。
しかも2名以上で利用する場合、長距離なほどタクシーとBTS利用代金の差があまり無くなってくるので、バンコクのタクシーは非常にリーズナブルに利用できるのです。
帰りも流しのタクシーが問題なく拾えました。
効率よく回れるワットパクナムのバンコクツアーもおすすめ!
時間が無いけれど、効率よくバンコク話題の観光スポットを回りたいという方には、オプショナルツアーに参加することをお勧めします。
日本語ガイドつきで、タイのことを色々と学びながら効率よく回ってくれるので、楽ちんですよ。
タクシーやBTS+徒歩で行くことを考えると、時間の無い方にはコスパ高いツアーかなと思います!
ワットパクナム詳細情報
Soi Pak Nam, Thoet Thai Road
Pak Khlong Phasi Charoen,
Phasi Charoen, Bangkok 10160, Thailand
+66 2 467 0811
- 営業時間 8:00~18:00(大仏塔)
- 定休日 無し
ワットパクナムの本堂でお参り
タクシーで到着すると、参道のような通りの手前で降ろされます。
本堂の目の前までは、車は進入禁止になっているようです。
ワットパクナム敷地の案内図を見ると、地図の上にでかでかと、日本語で書かれた「緑ガラス仏塔」の文字。
日本人のお目当ては仏塔でしょ!と、いかに日本人観光客が多いかということを思い知らされます。
まずはそのまままっすぐ進んで本堂へ。
本堂では年始ということもあり、たくさんのタイの仏教徒の方々で賑わっておりました。
靴を脱いで中に入りますが、無くなることもあるそうなので、持ち運んでもいいかもしれません。
こちらで、ロウソクや金片を受け取ります。
真剣な表情でお参りをする方々の邪魔をしないよう、見学したいですね。
ワットパクナムに所縁のあるルアンポーソッド氏の仏像に金片を貼りつける人たち。
厳かな雰囲気に、思わずこちらも背筋が伸びてしまいます。
インスタ映えな空間はエメラルドガラス仏塔&天井画
話題のエメラルド仏塔と天井画があるのは、本堂から少し離れたところです。
いたるところに日本語の案内板があるので、迷わず行けると思います。
真下に立ってみると、かなりの高さがあることが分かります。
1~4階も見ごたえ十分!
仏塔の入り口には最上階まで行けるエレベーターがあるのですが、平日は利用不可らしいです。
エレベーターは壊れているので、ベビーカーを置いて歩いて上がるようにと言われました。
平日だったからなのか、本当に壊れていたのか、分かりません。
こちらの階段を登って、仏塔へ。
靴を脱いで中へ上がります。
こちらでもお参りをしている方々が多くいました。
何故か真似して息子も目の前でちょこんと・・・
2階は宗教的な行事をしたり、集会をしたりする広いスペースです。
3階は博物館になっていて、数々のタイの伝統的な品が展示されていました。
これだけの充実した博物館が無料で見られるのは凄いので、今度息子が大きくなって落ち着いて見学できるようになったら、また来てみたいです。
4階はルアンポーソッド師の仏像が神々しく祀られています。
4階全体を使っていて、物凄く豪華で、且つ厳かです。
息子を引っ張りながら、階段をずいずい登っていきます。
あと、もう少し!
5階のガラス仏塔と天井画
4階から最後の階段を登ると・・・いよいよ、お待ちかねの仏塔と天井画のお目見えです。
ここに来る前、何度も写真では見ていたのですが、やっぱり実際に目にすると、その迫力はすごいです。
まるで明るいプラネタリウムのように、仏塔の先に向けて何かが輝いていて、思わず吸い込まれそうな感覚になります。
人が少なければ限りなく静かな空間なので、ずーーっとこの絵を眺めておきたいくらいです。
ドーム状になっている天井画の周辺には仏陀の絵が描かれています。
エメラルド色に輝くガラスでできた仏塔も、本当に美しく。
天井画や仏塔以外の壁画も、色鮮やかな絵が描かれていて、この5階の空間はどこを見てもため息が出るくらい素晴らしく美しいです。
細かい彫刻が施された黄金の柱も見事です。
ドーム以外の天井にも繊細な絵が。
ずーっと上を眺めていたいです。
屋上からの景観も素晴らしい
5階の仏塔のあるエリアからすぐ外の屋上に出ることができます。
ここからは近くに視界を遮る大きな建物も無いので、バンコクの市街地を眺めることができ、お天気がいい日は風が気持ちよく、とても心地が良い空間です。
天井画で心洗われた後は、こちらで涼しい風にあたりながら、何も考えずにぼーっつとしてみてはいかがでしょうか。
バンコクの寺院・ワットパクナムまとめ
タイ・バンコクの新しい観光スポットになっている、ワットパクナム寺院についてご紹介しました。
インスタ映えスポットとして注目を集めている寺院ですが、実際に行ってみると本堂の厳かさや、タイの人々の敬虔な信仰心を感じることもでき、とても心が洗われたような気がしました。
敷地内も新しくできた寺院ということで非常に綺麗に整備されており、お天気のいい日だったので、お散歩していても楽しかったです。
お手洗いも清潔で、石けんまで用意されていましたよ。
もちろん、注目の天井画と仏塔も、写真では味わうことの無い感動を得られた、素晴らしいものでした。
バンコクを訪れる際には是非、足を運んでみてくださいね。