子連れで海外旅行に行くとき、抱っこ紐は何を持っていくべきか悩みますよね。
これまで赤ちゃんの時から子連れで海外旅行をしてきた結果、3歳までの抱っこ紐はヒップシートで代用するのがベストだという結論が出ました!
海外では必須の防犯対策にもなるヒップシートのおすすめポイントを写真で徹底レビューします!
海外旅行で抱っこ紐は必須?
海外旅行に行くとき、ベビーカーにするか抱っこ紐にするか迷うと思います。
私はこれまで子ども達が0歳の時から6歳の今まで海外旅行に行ってきましたが、必ずどちらも持っていくようにしています!
抱っこ紐はめちゃくちゃ大事!!!
ベビーカーは飛行機の搭乗口まで持っていけますが、そこから機内に入って座席に着くまでは抱っこしていくしかありません。
搭乗時は人が多いですし、狭い通路をスムーズに進まなければなりませんので、幼児を歩かせていると結構邪魔になってしまいますし、危ないです。
その時くらい手で抱っこすればいいとも考えられますが、子連れの飛行機移動って機内持ち込み荷物も何かと増えますよね?
搭乗口や機内に入るときに、パスポートやチケットを提示することもあります。
そんな時、子どもが抱っこ紐に入っていてくれていれば相当身動きが取りやすくなります。
現地に到着後も、ベビーカーは高確率でスーツケースと一緒にターンテーブルから出てきます。
それまでも入国審査で長蛇の列に並んだり、大きな荷物を抱えて移動することがありますので、抱っこ紐は重宝します。
私は子連れでは東南アジアによく行くのですが、海外では道路の舗装が整備されていなかったり、コンクリートがガタガタだったり
また場所によっては床がぬかるんでいたり…と幼児に一人歩きをさせたくないシチュエーションが結構多いです。
海外では日本以上に誘拐など、子どもに関する事件もありますし、人が多いエリアでは一人歩きさせるのも不安ですよね。
ベビーカーに長時間座っていられる子どもの場合でも、慣れない環境では不安感もあってぐずるようになったり、
眠くて抱っこをせがんできたりすることが増えます。
またないに越したことはないですが、体調を崩してしまうことも考えられます。
子供って体調を崩すと一気に抱っこマンになるので、、、、抱っこ紐があると本当に便利なんですよね。
海外旅行の抱っこ紐でおすすめはヒップシート!
この写真は海外じゃないけれど、常に日本でも子連れの時は装着してます。
海外旅行で抱っこ紐は意外とかさばるし失くしやすい!
海外旅行で抱っこ紐があると便利なことは分かったけれど、結構場所を取るし荷物になるという気持ちにもなりますよね。
私も長男が小さい時は、エルゴやアップリカの抱っこ紐を使っていたので、抱っこ紐をクルクル巻きにして最大限コンパクトにまとめても、結構かさばることに悩んでいました。
いつもベビーカーのカゴに入れたりしていたのですが、外出中に荷物が増えた時などに、結構邪魔なんですよね…
しかも海外旅行中って、色々な交通機関を乗り換えたりするじゃないですか。
荷物が多いと、抱っこ紐単体の重要度が下がってしまうということもあり…
私は大切なエルゴを帰国時に紛失したこともありました。
きっと、空港からの高速バス(か別のどこかで)の荷物置き場に置いていて、他の荷物は持ってきたけれど、抱っこ紐には気づかずに降りてしまったのだと思います。
気づいてからバス会社に問い合わせをしましたが、あいにく出てこず…
海外ではさらに出てくる可能性も低くなりますので、荷物が細々しがちな海外旅行で抱っこ紐を運ぶ時は意外と要注意です。
ヒップシートなら常に装着するので失くさない!
そこでおすすめしたいのが、ヒップシート!
腰回りでベルトを固定して、台座の部分に子どもを座らせて抱っこするアイテムです。
子どもを抱っこしない時は、抱っこ紐をずっと装着しておくことはあまりないと思いますが、
ヒップシートなら親の身体についている部分も少ないし、そんなに邪魔じゃないんですよね。
ヒップシートは基本的に子どもを座らせて抱っこするものなので、片手で子供が落ちないように支えておく必要があるのですが、
私の愛用しているヒップシートは抱っこ紐としても使える紐部分があるので、両手が空きます。
台座の部分が少しかさばりますが、台座の部分には小物を入れるスペースがあるので、ウェストポーチとして使えるんです。
物が入っているので、必然的にずっと装着している状態になります。
なので、手荷物も増えないし、紛失することがない!(笑)
ちなみにウェストにしっかりついているので、機内の離発着の時でも装着したままでも大丈夫です。
ヒップシートなら海外旅行で防犯対策にもなる
ヒップシートを特に海外旅行でおすすめしたい理由として、防犯対策になるということも大きいです。
海外では日本以上にスリや置き引きに遭う危険性がありますよね。
貴重品の管理が必須になってくるのですが、特に赤ちゃんや幼い子どもがいる場合、子どもに注目しなければならないことが増えて、貴重品への意識がおろそかになりがちです。
これまで私はありませんでしたが、実際に国によっては子連れの親を狙ってスリをする集団もいるようです。
無防備になりがちですからね…
でもヒップシートならお腹の前側に荷物を入れて置けるスペースがありますので、ショルダーバッグやママリュックなどに貴重品を入れておくよりも遥かに安全です。
タクシーやバスに乗るときも、慣れればトイレに行く時だって、装着したままで問題ありませんので
いつでも大切な荷物を視界の中に収めておくことができるんです。
「ケラッタ」のヒップシートはコスパ高い!サブ使いも◎
抱っこ紐を買うのって結構高いので、海外旅行用にわざわざ買い足すのも勿体ないと思いますよね。
でもケラッタのヒップシートはなんと3,000円台!
もちろんヒップシート(台座)だけでなく、肩紐付きでこの値段。
肩紐付きなので、抱っこ紐としてすぐに使えます。
既に日本で使っている抱っこ紐があったとしても、サブの2本目として購入できる価格帯だと思います。
おすすめヒップシート「ケラッタ」徹底レビュー
私が使っているヒップシートは「ケラッタ(Kerata)」というブランドのベビーキャリアです。
日本でももちろん、特に海外旅行におすすめなので、その理由を写真付きでもう少し詳しく解説していきますね。
ケラッタは赤ちゃんから3歳まで抱っこ紐として使える!
ケラッタのヒップシートの対象年齢は、生後6か月から36ヵ月まで。
(4歳の誕生日を迎えるまで)
親の腰への負担を考慮し、一応耐荷重は15kgまでとなっていますが、耐荷重試験は34kgまでクリアしているようです。
ちょうど自分で歩きたいと言い始めた1歳~3歳の頃にピッタリですね。
自分で歩きたいけれど、でも長時間歩くと疲れて「抱っこ~!」となってしまう時期に重宝します。
ヒップシートは対面抱きはもちろん、前向き抱っこもできるので、海外の美しい景色を子どもと一緒に楽しめますよね。
横から見るとこんな感じ。
ちょっと大きめなウェストポーチだと思えば違和感はないかな(笑)
肩ひもを付ければ、子どもが寝てしまっても安心です。
肩ひもをつける時は、台座の先端の部分にファスナーと2本のバックルをかっちりはめます。
ダブルロックなので、勝手に外れることもなく安心です。
この肩紐の部分自体は、メッシュになっているので、小さくたためばとてもコンパクトになります。
私はズボラなのでつけ外しが少し面倒なのと、常に肩紐も装着しているスタイルなのですが、
小さく丸めればメインの収納スペースにもスッポリ入るので、ヒップシート単体として使いたい場合は入れてしまえば楽ですね!
反射板が付いているのも、安心です。
ちなみに肩紐をつけている状態はこんな感じ。
肩紐を垂らした状態だとこんな感じ。
肩紐自体は幅広で安定感がありますが、赤ちゃんを支える布の部分がメッシュなのと、ヒップシートの台座部分に高さが出るので、
抱っこ紐を常装着してダラーンと垂らしている状態と比べると、かなりコンパクトです。
ケラッタのヒップシートは大容量だからおすすめ!
ケラッタのヒップシートの魅力は、なんと言っても大容量の収納スペースがあること!
普通にウェストポーチとしても超優秀です。
海外旅行中に貴重品として持ち歩きたいものなら、だいたい入れることができます。
例えば、
スマホ・自分と子どものパスポート・ウェットティッシュ・ハンカチ・財布・アルコール除菌(手ピカジェル)
これだけ入れてもまだまだ余裕があります。
メインのポケット以外にも、さらに2つ収納スペースがあるんです。
ベルトの左側には、ファスナー付きのポケットがあり、大きなスマホでなければ余裕で入るほど大きいです。
反対側、ベルトの右側には、メッシュのちょっとした収納スペースが。
さすがにここに貴重品は入れませんが(サイズ感が分かるようにスマホを入れてみました)
観光中に出がちな、ちょっとしたチケットの半券とか、ティッシュのゴミとか(笑)
そんなに重要度が高くないけれど、手持ちをしたくないものを一時的に入れたりするのに便利なスペースだったりします。
ケラッタのヒップシートはパパママで兼用可能!
ヒップシートとして使う際は、身体への装着部分はベルトだけなので、普通の抱っこ紐に比べると、パパママで兼用をしやすいです。
両面テープをウェストのサイズに巻き付けて、あとは補助のバックルのサイズを少し調整するだけ。
バックルを引っ張る際は片手でピッと引くだけでできるので、抱っこ紐を交替でつけることを考えると、相当楽ですね。
ケラッタのヒップシートは分解して丸洗いもできる!
ケラッタのヒップシートの中には、このようなプラスチック製の固い板が入っているので、子どもを座らせてもぺニャンとなることなく、しっかりした作りになっています。
でも、このプラスチック製の台座は外せるので、本体を丸洗いすることができるんです。
子連れで遊んでいると汚れることもよくありますので、ありがたいですよね。
私は網に入れて洗濯機でそのままジャブジャブ洗って貰います。
もちろんこのプラスチックの部分も、水で丸洗いが可能。
本体が乾いたら、このように装着すれば完了です。
中にはめ込む際には、特に力を入れる必要もありません。
ヒップシートのでデメリットはある?
わたし自身はとても快適にヒップシートを抱っこ紐やウェストポーチとして愛用しているので、あまりデメリットを感じる事は無いのですが、
一応考えてみました。
1点目は、見た目的にかさばって見えることかなと思います。
台座部分が前に突き出ているので、自分で装着していると慣れればほぼ気にならなくなるのですが、
他人から客観的に見ると、ちょっとかさばって見えるかもしれません。
人によっては、おしゃれじゃないと感じるかも…
でも普通の抱っこ紐を使っている時も、別にオシャレではないですよね(笑)
子どもが小さい今だけと割り切ったら、気にならなくなるものです。
2つ目は、肩紐部分の密着率が物足りないかも知れません。
うちの子は1歳の時から使用していますが、身体が大きめなので、特に気にならなかったのですが、
月齢が小さめの赤ちゃんや、身体が小さめのお子さんの場合は、ヒップシートの台座の部分が結構余ると思うので、
その分、親の身体とのフィット感が少ない感じがすると思います。
普通の抱っこ紐を使用する際もそうですが、しゃがんだり、動きが激しくなる時は、赤ちゃんが落ちないように、しっかり片手で支えてあげると安心です。
ケラッタのお客様相談室に連絡をすれば、既にヒップシートを持っている人でも無料で貰えるみたい!
海外旅行のおすすめ抱っこ紐まとめ
海外旅行用のおすすめ抱っこ紐として、ケラッタのヒップシートをご紹介しました。
歩きたい盛りの幼児をちょいと乗せるためのヒップシートとしてはもちろん、
赤ちゃんから3歳まで普通に抱っこ紐としても使えるベビーキャリア、
性能としては申し分ないのに、3,000円台で買えるなんてお得すぎますよね。
海外旅行の防犯対策ができるウェストポーチとしても是非!
メッシュじゃないカバーありのタイプもありますよ。