セブの新しいアクティビティのかたち、 キャニオニング (渓谷下り)を体験してきたので、その様子をご紹介します。
ある日セブに住むお友達から、週末にリバートレッキングするので一緒にどう?とお誘いを貰いました。
カワサンフォールも2009年にセブで留学していた頃に行ったことがあったし、滝までは結構な時間歩いたけど、そこまでしんどくは無かったし、久々にマイナスイオンでも浴びに行こう!
大人数で旅行も楽しそう~という気持ちで参加しました。
セブの留学生に人気のカワサンの滝から少し離れたところにある、Badianというところでキャニオニングをすることに。
写真と共にその時のスリリングな様子と楽しみ方、キャニオニングができるおすすめのオプショナルツアーをご紹介します。
キャニオニング とは?!
キャニオニングは、アメリカ合衆国ではキャニオニアリング(Canyoneering)の名で知られ、アウトドアスポーツのトレッキング、クライミング、懸垂下降、カヌー、水泳、飛び込みなどの要素を用いて渓谷の中を目的のポイントまで下って行く活動を行なう。登山の沢登りとは逆に渓谷を下っていくことを目的とする。
Badianまではバンで行きました。
バン1台の定員13人で割ったので、1日貸切で一人400ペソくらいで行けました。
セブシティを5時半に出て、着いたのは9時前くらい。
途中ちょっとだけMILK STATIONで腹ごしらえをしてたので、所要移動時間は3時間くらい。
MILK STATIONはセブシティとBadianのちょうど中間地点くらいにありました。
名前の通りミルクやアイスなどもありましたが、丼飯もありました。
ご飯の上にお魚が乗っていて150ペソでした。
今回はかなりローカルな方法で参加したのですが、旅行客の方や時間が無い方は、事前にオプショナルツアーに参加されることをお勧めします。
セブで人気のジンベエザメシュノーケリングも一緒にできたり、Go Proをレンタルできるプランもあるので、とても楽ちんですよ。
セブのキャニオニングへいよいよ出発
ガイドさんへの支払いは全部で1000ペソくらい。
ライフジャケットとヘルメットを装着したら、渓谷のスタート地点に向けていよいよ出発です。
移動はこんな感じでトラックの荷台に。最初は笑顔ですが、途中のガタガタ道では爆笑からの悲鳴、最終的には無言になっていました笑。助手席に座った子は勝ち組だったね・・・
ピアスやネックレスなどあらゆる装着品を外す様に命ぜられました。
正直なぜそこまで?と思いましたが、後で知ることになります。
途中誓約書を何度も書かされました。
3回くらいサインさせられたのと、英語で長文で説明されていたので、深く読まずにサインしてしまっていましたが、健康状態についての確認と、危険の可能性についてだったと思います。
こちらも何回も書かされた理由を後で知ることになります。
キャニオニングスタート
到着したら沢山の人が見えてきました。混み過ぎ!
定期的に悲鳴が聞こえてきました。そして滝下へ勢いよく落ちる音・・・しだいに怖くなってきました。
絶景なのは間違いないんだけど・・・
高所恐怖症の私にとっては間違いなく苦行です。舐ーめーてーたー泣。
帰りたいという衝動を押さえ、勇気を出して飛び込みます。
怖かった~~~~~~~~!!!!!!
ガイドさんに訊ねたら、全部で4~10メートルほどある滝を12回もジャンプしなければいけないとのこと・・・気が遠くなりました。
飛び込んだ後はどんどん渓谷を下っていきます。
見上げると、なかなかの絶景。
なんか神秘的ですね。セブ島は海だけじゃなくて山も綺麗。
場所によって水深が深くて泳げるところと、このように浅くて歩いて渡るところと様々でした。
途中気になっていたのですが、私たちを撮影してくれるガイドさん達。
カメラを持ってそれはもうターザンの如く、ちょいちょいっと崖を渡って行きます。
同じ人間だとは思えない脚力の強さ!!
この写真とかどうやって撮ったんだろう・・・尊敬します。
どんどん進みます
岩場を進んだり・・・
大きな岩と岩の間を進んだり・・・
寒さと疲労と飛び込みによる恐怖感と靴擦れの痛みを忘れるために、ハイテンションになってみたり・・・
【超重要事項!!】
キャニオニングに行く際は、長袖長ズボンと、アクアシューズなどの脱げない・履き慣れた靴が必須です。私は半そでのラッシュガードで水中にいるときは寒さに耐え、陸上にいるときはクロックス(パンプスタイプ)による激しい靴擦れに心の中で泣いておりました。後から知ったのですが、申し込みをする際にアクアシューズを100ペソでレンタルできます。泣
幾度となく飛び込みポイントがやってきたり・・・
ガイドさんにチューチュートレイン~♪♪と言われ、言われるがままに連なってみたり・・・(結構面白い絵になりました)
チューチュートレインの後はフラワ~♪♪を作ってみたり・・・
Badianの渓谷からカワサンフォールと経由して、スタート地点に帰りました。
さいごに
3時間と言われたキャニオニングも、終わってみたら4時間半くらいかかっていました。
体感的には6時間くらいやっていたのではないかと思うほど。
色んな思いを味わえたキャニオニング。確実に始まる前よりもちょっとだけ勇敢になったと思います!
そして疲労と空腹の私たちの目の前に美味しいフィリピン料理とサンミゲールビール!!
いつもより格段と美味しく感じました。頑張ったご褒美ですね!
そして目の前の絶景。
日も暮れ始め、水面がキラキラと光っていてとても綺麗。
疲れと靴擦れの痛みなんて吹っ飛びました。
こんな風景があるから私はフィリピンがやっぱり好きなんだと思います。