マニラにあるシティオブドリームズのカジノホテル NOBU HOTEL に宿泊してきましたので、内部の様子をご紹介します。
NOBU HOTELは黄金に輝くシティオブドリームズの中にありながら和の静寂さが感じられる都会のオアシスです。
Mall Of Asiaも近く、Dream Playという子供向けテーマパークもあり子連れにもおすすめです。
今回の記事では、マニラ滞在中のホテルを探している!という方に向けて、
- 客室の様子
- プール・ホテル施設の様子
- 行き方とホテル周辺情報
- カジノリゾート施設について
を実際に撮ってきた写真と共に詳しく解説します。
シティオブドリームズ NOBU HOTEL とは?
シティオブドリームズとは、政府の進めるカジノプロジェクトの一つの巨大なリゾート施設です。
シティオブドリームズについては、長くなったので別記事にまとめさせていただきました。
こちらをご確認ください。
シティオブドリームズマニラの場所はどこ?
マニラの国際空港からは渋滞が無ければタクシーで約10~15分ほどの距離です。
またマニラで一番大きいモールとされる、MALL OF ASIAからとても近く、タクシーで5分ほどの距離にあります。
モールオブエイジア(MOA)との往復シャトルバスも無料で出ています。
実際ホテルで滞在する以外、食事や買い物などはMALL OF ASIAに行けばすべてのことが事足ります。
私たちも滞在中、毎日MALL OF ASIAへは行きました。
NOBU HOTEL概要
このノブホテルですが、日本人の松久信幸さんという方が経営に携わっていることもあり、
かなり日本的な雰囲気のホテルとなっております。
The first-of-its-kind boutique Nobu Hotel in Asia has opened at the City of Dreams Manila in a collaboration between Melco Crown Philippines, Chef Nobu Matsuhisa and Nobu Hospitality partners including Robert DeNiro and film producer Meir Teper.
ーNOBU HOTEL公式HPより引用
松久信幸さんという方がどういった方かと言うと、
松久信幸(まつひさ のぶゆき、1949年3月10日 – )は、日本のシェフ、レストラン経営者。通名は「ノブ・マツヒサ」。
自身のレストランと料理に関する複数の著作があるほか、ロバート・デ・ニーロ主演の映画『カジノ』に出演、また『オースティン・パワーズ ゴールドメンバー』(2002年)では、日本人ビジネスマン「Mr.ロボット」役として出演した。
ーWikipediaより引用
今回調べるまで私は知らなかったのですが、とても凄い方なんですね!
シェフでレストランも経営されていて、ホテル運営も携わっている・・・なんて多才な方なんでしょう。
意外と日本では知られていないかもしれませんが、実は、アメリカ数か所、ロンドン、中東、カナダ、イビサ、南米など全部で16カ所経営している、世界的に見ても大きなホテルチェーンなんです。
HPを見る限り、マニラのNOBU HOTEL同様にすごくハイセンスなインテリアで、どのホテルも泊まってみたくなるほど魅力的です。
カジノホテル NOBU HOTEL の内部をご紹介!
NOBU HOTELのロビー
一面黄金に輝く建物ですが、ロビーに入ると驚くほど静寂で落ち着きのある和の空間が広がっています。
目の前はカジノが見通せるようになっていますが、カジノの入口の前に大きなフラワーアレンジメントがあり、カジノの雰囲気を遮っています。
お花の先のカジノはこんな感じです。
カジノホテルということもあり、厳重な持ち物チェックが行われています。
空港にあるX-RAYのセキュリティチェックです。
前日に予約したにも関わらずチェックインもスムーズで、スタッフもにこやかでしたし、印象が良かったです。
待合エリアのソファも大きく、数も結構ありました。
NOBU HOTELの客室
角部屋のお部屋で、二面全体が窓ガラスになっているので、開放感が凄いです。
外から見ると全面黄金に輝くキラキラですが、室内の様子は全く見えないようになっています。
逆に室内から外は天井から床までの広い窓になっているので、
プールやガーデンが眼下に広がっていて見通しよく、お部屋にいながらしてとても開放感があります。
キングサイズのベッドとは別に、大人一人余裕で横になれる大きなソファや革張りのチェアもあり、くつろぎスペースが多くありました。
コーナーのお部屋だったからか、窓際のデスク周りに荷物を置ける場所が広く、また奥行もあったので、
子どもの手が届かないように全ての備品(電話・ホテル案内書・メモパッド・リモコン・ゴミ箱など)を置いておくことが出来ました。
また大きなスーツケースを2つ広げられるスペースもあったので、床に置かずに済み、子どもがスーツケースの中の物で遊ぶ心配がなく、安心してお部屋内で遊ばせられました。
テレビは85のチャンネルが映ります。NHK WORLDやディズニーチャンネルなどがありました。
日本語のチャンネルはありませんでした。
写真にはまだ写っていませんが、ベビーベッドは無料で手配してくれました。
海外ホテルで借りられるベビーベッドは木製のベッドが多い中、GRACOのローベットでした。
オムツ替えの際に立たせておくと高さがちょうど良くて助かりました。
ベビー用のシーツも真っ白で清潔感がありました。
トイレ・シャワーエリアも無駄が無い作りで、且つとてもオシャレで気に入っていました。
シャワーブースにはシリコン製のすべり止めがあったので、子どもにシャワーを浴びさせる際も安心です。
他のホテルには無いこともあるコンディショナーがあったのが、女性には嬉しいポイントでした。
その他アメニティも充実しており、ドライヤーもしっかりありました。
水まわりもシンクが深く広いので、洗濯物もしやすく助かります。
水が飛び散らないのが嬉しいところ。
アイロンとアイロン台もありましたので、スーツをもって来られる方でも安心です。
WiFiはとても強く、YouTubeを見てもなんの問題もありません。
館内全て共通で使えますが、鍵のかかっていないフリーアクセスなので、
重要な情報を入力したりカード決済などをするのには若干不安があります。
朝食会場のレストラン NOBU
レストランのエントランスもシックでとてもかっこいいです。
朝6時から10時半まで食べられます。
朝食がついているプランにしましたが、コンチネンタルブレックファスト方式です。
メインのおかずになるような、お魚料理や肉料理が探してもなかったのです…
どうやら別でメニューが設けられており、オーダーする際は別途料金がかかるようでした。
でも無料のメニューだけで充実していたし、無いなら無いで朝からガッツリとメインを食べなくても良いので、私は頼みませんでした。
パンケーキエリア、卵料理を作ってくれるエリアがありました。
オムレツはすこし他のホテルに比べるとこじんまりしている印象を受けましたが、中にベーコンなどたくさんの野菜が入っていて食べごたえがありました。
パンケーキやフレンチトーストにつける用で、珍しい味噌ピーカンバターとカラマンシーの生クリームがあったのですが、コクがありながらもさっぱりしていて、とても美味しかったです。
パンやサラダ、フルーツなどがとても充実していました。
キレイにディスプレイされていてカラフルで、とても心躍らされる朝です。
NOBU HOTELその他の施設
NOBU HOTELのプールと庭園
プールでは無料のペットボトルのお水を2本頂きました。
またベビーサイズの救命胴衣もあって、80㎝の息子も安心して泳げました。
プール自体はそこまで大きくはありませんが、その周りの庭園がとてもセンスがよく、癒しの空間そのものです。
まさに都会のオアシスという感じです。
カジノのきらびやかさとは正反対のクリーンで素敵な雰囲気です。
バーもあり、夜にはロマンチックな雰囲気が漂っていました。
なかなか風もあって心地よかったです。
また庭園は朝食会場でもあるノブレストランとも繋がっており、庭園に面するレストランのガゼボは是非利用してみたいなと思いました。
石も綺麗に磨かれていて、とても大きく立派でした。
フィリピンではこんな石見たことがありません。
わざわざ日本から持ってきたのであればさすがのこだわりです。
NOBU HOTELのジム・スパ
利用しておりませんが、ジムとスパも庭園と同じフロアにありました。
シティオブドリームズのテナントやカジノへのアクセス
シティオブドリームズの商業施設はUGフロアへにあり、ホテルからそのままエレベーターで繋がっているので、建物の外に出ることなく楽々アクセスできます。
何か日用品が必要になった場合は、セブンイレブンがあるので安心です。
シティオブドリームズの店舗についてはこちらからご確認ください。
シティオブドリームズのカジノホテル NOBU HOTELまとめ
今回マニラのエンターテイメント・シティ・プロジェクトとしてのカジノホテルに興味があり、本当は物珍しさから、一番目立つ存在であるオカダマニラに泊まってみたかったのですが、
値段がこちらの方が結構安かったので、次に気になっていたノブホテルを選びました。
オカダマニラも見学に行きましたが、内装も外観も豪華でド派手すぎて、ちょっと連泊するには心が休まらないかなぁとも思ったので、
結果的に内装が落ち着いているノブホテルを選んで正解だったなと思いました。
一日窓際で庭園を眺めながらソファに腰掛けゴロゴロ・・・していても全く飽きませんでした。
子連れ的にも、お部屋のレイアウトについても今まで泊まったホテルの中でも一番使い勝手が良かったなと思います。
庭園もあるし、シティオブドリームズの施設内でも自由にお散歩させてあげられるので、息子の歩きたい欲を満たしてあげるにも最適なホテルでした。
カジノホテルなのに子連れのファミリー層もたくさんいたということにも頷けます。
オカダマニラもノブホテルも、どちらも日本人が経営に関わっているとは言え、全然違う雰囲気で、好みによって選び分けできるのがいいですね。